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医学部の進級と留年について、僕なりにまとめてみた

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今回は医学部の留年について書きます。

 

 

まだ自分は入学して二年しか経っていないため、「医学部低学年の留年」が中心となります。

 

自分はここまでストレートで進級しましたが、今後留年しないとも限りません…

自分への戒めにもなると思ってます。

 

留年すること自体が良い、悪いではなく客観的に書いていきたいと思います。

 

まず医学部には進級試験というものが存在します。

進級試験とは?

進級試験とはその名の通り学生が進級か留年かを決める試験のことです。

 

教授が集まって開かれる進級会議によって、学生の進級の是非が決定します。

進級試験の結果が主な指標となりますが、授業態度や出席状況、また小テストやレポートの出来も加味されることがあるようです。

 

大抵の試験には追試がありますから、進級試験の本試が不合格だと追試を受けなければなりません。

 

追試が不合格だと留年が決まります。

 

「進級試験に落ちる」は「進級試験の本試にも追試にも不合格となる」という意味であると理解してください

(医師国家試験には追試がありませんから、一発勝負です)

 

大学によって科目数、難易度、試験期間の長さは異なるようです。通常、試験は学年末に行われます。

 

余りにも授業に出席しなかったりすると、進級試験そのものの受験資格が剥奪され、自動的に留年が決まることもあります。

 

自分が医学部に通って思うことは、「医学部の進級試験は非常に厳しい」ということです。

 

なぜ医学部の進級試験は厳しいのか

 

医学部の進級試験が厳しい理由としては2つあげられます。

 

内容が難しい、広い

勉強していて感じる事は「難しく、暗記事項が多い」ということです。

入学前から承知していましたが、いざ実際経験してみると、圧倒されます。

 

1つでも落とすとアウト

他学部では取得単位の総数が足りていれば大丈夫な様です。

 

落とした科目が何個かあっても、他で挽回することは可能です。しかし、医学部の場合は異なります。

1つの科目落とすだけで、留年が決まります。

 

ある医学生がいると仮定します。

10個テストがある内、9個受かり、1個だけ落としたとしましょう。その学生は留年が決まります。

では次の一年間でその学生がしなければならないことは何でしょうか?

 

留年した一年間で落とした1科目のみ取得すれば十分だ、と考えるかもしれませんが違います❕

基本的には、10科目全て再び履修し直さなければなりません❕

せっかく頑張ったのに他の9科目への努力は、水の泡となります…

 

仮進級制度というものもあります。落とした科目が1科目だけであれば進級できるという制度です。2科目以上落とすと留年となります。

 

この制度では仮進級した生徒は今の学年の勉強をしつつ、去年落とした1科目の勉強をしなければなりません。

 

大学が仮進級制度を採用していようが無かろうが、基本的に1度落とした科目は、合格するまで一生ついて回ります(^-^;

 

留年について

進級試験に不合格だった場合、留年が決まると書きました。

 

カンニングなどの不正行為をした場合にも、一発で留年が確定します。

 

代返(他の生徒が自分の換わりに出席すること)をした場合も、厳重注意を受けることとなります。これで留年した学生もいます!

 

留年できる回数は決められています。

これは大学によっても異なりますが、規定以上の回数を超えて留年した場合、放校となります(同じ学年で三回留年すると、放校になるようです)

 

放校とはつまり、退学です

 

それでは留年するとどのような問題が起きるでしょうか??

 

起こりうる問題点

 

経済的な問題

留年すると奨学金が打ち切りとなります。

奨学金を借りる際の注意事項にも記載されています。

 

留年が決まると大学に通えなくなる人もいるかもしれません(一応、成績に改善がみられると、奨学金を再開させることができます)

国立大学の学費は一律50万強ですが、私立大学は異なります。

 

知っているかもしれませんが、私立大学は一年間で数百万ほどの学費がかかります。

 

留年すると余分にもう一年、学費を納めなくてはなりませんから、数百万円のロスが発生します。

 

一番危ないのが奨学金で私立の医学部に通う学生でしょう。

 

留年した時点で学校に通えなくなってしまうかもしれません(*_*;

 

環境の問題

自分が今まで過ごしていた学年とは、別の学年に籍を置くことになります。

 

新たに人間関係を構築しなくてはなりませんから、大変でしょう。

 

部活で上下関係を築いていればまだやっていけるかもしれませんが、難しい部分は在ると思います。

 

留年生は奇異の目で見られることも少なくありません。

同じクラスの生徒からだけでなく、教授からも同様です。

 

留年をした生徒は、基本的に年度の始めに教授陣と面談を行います。これは、単に勉強をするように脅しているのではないです(^_^;

 

繰り返し留年してしまわないためのサポートをする意味も含まれています。

 

留年生は教授から目をつけられても仕方がない部分もあるでしょうね…

 

キャリアの問題

1年間余分に学生生活を送るということは、他の人よりも医師になるまで1年遅れることを意味します。

 

医師として働くことのできる年数が1年分減ります(これは、単純に同じ年だけ生きた場合です)

 

生涯年収が1年分減ります。浪人にも同じことがあてはまります。全く同じとは言えません。

留年生は大学に身を置いており、浪人生に比べて地に足が着いた状態です。

 

間違いないのは、浪人も留年も大変辛い経験だということです。

 

六年生がマッチングを行う際に、留年のことについて病院側から突っ込まれる可能性もあります。

 

基本的に差別されることは無いと思いますが、面接では上手く答えれるよう準備が必要なのではないでしょうか。

 

社会的な問題

留年を重ねて放校になった場合を考えましょう。

 

一回医学部を辞めてもう一回、別の大学の医学部に入り直すことは可能でしょうか?

そういった人も世の中にはいるかもしれませんね。

 

だけど医学部は一回入学するだけでも十分大変です!可能性は極めて低いでしょう。

 

もし放校をくらってしまうと、自分の手に職が無い状態となります。

無職者の世間に対する視線は厳しいかもしれません。

 

もちろん悲観することなく再スタートを切ることができれば全く問題ないです!

 

精神的な問題

留年は精神的に非常にキツイと思います。

一緒に居た友達とは離ればなれになります。

もう二度と留年してはいけないというプレッシャーも生まれます。

 

本人だけではなく周りの人も心配するでしょう。特に心配するのは家族の方たちではないでしょうか?

 

親は自分の子供が留年したと聞いた時には、ショックを受けるはずです。

家族を不安にさせないため頑張らなければいけないと、負担に感じる人もいるかもしれません。

 

最後に

やむを得ない場合で留年する人もいます。

成績以外にも、ケガや病気が原因の留年もあります。

決して一括りにはできません。

 

問題点は押さえつつも「留年=悪い」みたいな偏見は、なるべく無くなればいいなと思います。

 

以上です、ありがとうございました(^^)/