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名古屋大生の悲しいニュースを受けて留年について思うこと

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昨日悲しいニュースがありました。

ニュースによると学生は留年が原因で自殺したのではないか、と推察されているようです。

僕にとってこれは他人事の様には思えませんでした。

 

留年について

亡くなった学生は名古屋大学に通っていました。

非常に優秀だったのは間違いないです。

留年してしまったのも、何か小さなことでつまずいてしまったのではないでしょうか。

 

学生が何を原因に留年してしまったのかは分かりません。

進級試験に落ちたのかもしれないし、出席日数が足りなかったのが原因かもしれません。

 

以前僕は医学部の留年についての記事を書きました。

 

www.jojibunsho.com

 

この記事では留年のさまざまな問題点について扱いました。否定的な意見ではなく客観的に書いた記事です。

 

大学生にとって「留年」は決して小さな問題ではありません。

それが時にその人の人生に大きな影響を与えることさえあります。

 

現に尊い命が失われてしまいました。遺族の悲しみも大きいはずです。

 

僕はこの大学生の気持ちが痛いほど分かります。

 

なぜなら自分自身、留年が身近だったからです。ギリギリで進級している身であるからです。

 

留年が辛くて死を考えてしまうのは、不自然ではないと思います。

試験に落ちた経験

僕の経験談を述べますね。

 

二年生の頃です。僕はとても大事な試験を落としてしまいました。

 

それは進級に関わる試験です。万が一その追試に落ちた場合、留年が決まります。

 

僕はブログ内で「成績が悪い、落ちこぼれだ」などとよく自虐しています。これは事実です。

だけどこれまで試験に落ちたことはほとんどありませんでした。

 

確かに成績は良くなかったし平均点を超えることも殆どなかったけど、一応試験はパスしていました。

なんとなく勉強してたまたま運よく点数が取れていたのです。

 

60点が合格ラインなら僕はいつも62、3点ぐらいを取っていました。常に不合格が隣り合わせでした。

 

低空飛行で順調にこなしていました。

けれど先述の通り二年生の進級試験の本試で初めて落ちました。

 

試験に向けて勉強しなかったわけではありません。

勉強時間が足りなかったとも思いません。分かっているのは勉強法が間違っていた、ということです。

 

自画自賛しているのではありません。が、努力は怠っていません。努力の方向性が間違っていました。

 

試験に落ちて反省点がはっきりしました。次からは同じ過ちを犯さないように心に決めました。

どうにもならないこと

僕がいくら反省して勉強に励んでも、試験の不合格は取り消されません。

 

追試を受けて合格しなければ解決しません。

 

自分がどれだけ努力しても試験の結果が出るまでは、安心できませんでした。

 

試験に落ちたことにより周りの態度も変わりました。

同級生には冷やかされたし、親にはとても心配されました。

 

試験に落ちるって不可逆的なものだと思います。

 

「ずっと残る傷」という風に感じたこともありました。罪のようなものを背負っている気分になったこともあります。

留年の恐怖

僕の大学の医学部に限ったことかもしれませんが、進級の発表は3月の末に行われます。

 

僕が受けた追試験は2月の末に行われました。

発表まで自分が進級できたかどうかは分かりません。約1か月間、僕は留年の恐怖に怯えていました。

 

3月の間はずっと春休みでしたが、発表まで頭の中にあるのは常に留年のことでした。

 

少しでも気が抜けると頭の中に留年の2文字が浮かびます。

常に何かをしないと不安なので旅行にでかけたり、1日中ずっと映画を見る日もありました。

 

けれどいつまでたっても安心できないので、春休みを気軽に楽しめませんでした。

 

 

留年したらどうしよう。

奨学金は打ち切られるな。

一つ下の学年とうまくやれるのかな。

また同じ授業をやるのか。

忙しい解剖もまたやらなくちゃいけないんだな。

親戚全員に留年したことを伝えなきゃいけないのかな。

現役で入ったことを喜んでくれた家族に申し訳ないな。

 

ずっと塞ぎこんでいました。

正直死にたくなることもありました。

 

自ら命を絶てば周りの人を悲しませるのは分かっていたけど、1か月という時間が余りにも長かったです。

どうしても数回は死を意識しました。

留年生になっても・・・

結果的に僕は進級できていました。

 

三年生になれることがこんなにも嬉しいと思いませんでした。ちょうどその時期にブログも始めたと思います。

 

もしかしたら大学に受かったことよりも嬉しかったのかもしれません。

 

嬉しい人もいれば、一方で悲しい思いをしている人もいます。

僕と同じ学年だった人も数名は留年しました。

 

留年しない年もあるけど留年が数名出る年だってあります。

僕の学年にも上から降りてきた留年生がいます。

 

でもみんな普通に過ごしています。

 

充実した生活を送っているように思えます。全員友達もいるし、勉強も頑張っています。幸せであるように思えます。

 

もし僕が留年していたら、同じ学年の彼らのように上手くできていたかは分からないです。

でも自分なりに生きているのではないでしょうか。

 

留年が決まった人は非常に強いショックを受けるに間違いありません。

 

僕は友達がもし留年したら支えてあげて、その子が力強く生きてけるように応援しようと思います。

 

以上です。