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勉強系、オピニオン系、商品紹介系の記事を書いています。

医学部の解剖part1(実習期間、試験形式、班の決め方について)

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ちょうど一年前、解剖実習がありました。

 

医学科は六年間授業を受けますが、解剖実習を行うのは二年生です。二年生の前期に約三か月に渡って行われました。

 

巷ではよく言われてることですが、「解剖実習は辛い」です。これは事実です。

 

一年間という月日が流れましたが、備忘録として解剖の思い出を残しておきたいと思います。

情報の取り扱い

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医学部の授業では実際の患者さんの症例を用いて勉強することが少なくありません。

 

気を付けるべきことは、患者さんのプライバシーの侵害です。


学校側から注意がありますが、個人情報をむやみやたらに拡散してはいけません。


解剖実習でも同様です。ご献体も一人の人間に変わりませんから、慎重になる必要があります。

 

ご献体に関する情報は一切触れないので、そこは了承お願いします。

解剖実習の期間、試験

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どこの大学もほぼ同じだと思いますが、GWが開けたころから実習が始まりました。週に3、4回実習があります。


前期いっぱいに渡って行われるので、実習の回数は数十回にも及びました。

 

解剖実習の大まかな目標は人体の構造を理解することです。複雑で覚えることが多く、かなりヘビーでした。

 

試験はいろいろな形態があります。ペーパーが多かったかな?

 

  • 正しい選択肢を選べという問題
  • 写真中の矢印で指された名称を答える問題
 
が代表的でした。
 

ペーパーだけでなく実習試験と呼ばれるものもありました。
ご献体の一部に針や糸で印がつけてあり、その名称を答えさせる試験です。

 

勿論答えは解答用紙に書きますが、問題文は一切ありません。(1)や(2)と書いてあるだけです。

 

ご献体には番号が割り振られていて、解答用紙の番号と対応しています。ですので記入する場所は決まっています。

 

机に座ってペーパーで受けるような試験ではなく、実際に生の献体を見て答えるテストなのでとても印象的でした。

 

実習試験は難しかったです。普段の試験は6割以上で合格ですが、この試験は4、5割が合格ラインでした。

 

仮に6割を基準にするとたぶん半分以上の生徒が落ちます。それぐらい難しい試験でした。

 

実物の人体は必ずしも教科書のような形や色をしていないことも多かったですね。

 

人の性格は皆同じではなく個性がありますよね? 人体においても同じことがあてはまります。

 

教科書とは異なった構造と出会う度に、誰一人として同じ体を持つ人なんていないんだ、と強く実感していました。

解剖班の人数、男女比

解剖班は基本的に四人で構成されます。五人の所もありましたね。

 

医学部の一学年は約100~120人です。だから25~30班できます。

 

解剖室の台数やご献体の数は限られてますので、これは毎年ほぼ変更ありません。

 

四人の内訳ですが、男子三名女子一名が一番多かったです。医学科はどこの大学も男子の割合が多く、このような形になります。


男子二名女子二名の方がバランスはいいですよね?  女子が1人だけだと、その子は同性の話し相手がいなくて可哀想になります。

 

僕の班も男子三名女子一名だったので、その女の子は気の毒でした。(仲良くできたとは思うけど。。)

 

男子四名で揃えてしまうと、真面目にやらないだろうと教授が懸念しているのでしょう。

 

女子が一人でもいれば班に緊張感が生まれると考えているのかも。。

解剖班決定のルール

解剖班を決める際には4つルールがありました。


女子を必ず一名は入れること

上記の通りです。解剖班を決めるのは教授側なので、男女比は向こうで勝手に決めてくれます。
女子は1名でも2名でも構いません。


カップルを同じ班にしないこと

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理由は分からないですが、カップルは同じ班になっちゃ駄目です。

 

いちゃいちゃして解剖実習が進まない事は到底ないと思いますが。。


高校の時もクラス決めの際に、このような配慮がありました。進路指導は適当なくせに、くだらないことばっか気にしてるなぁと思ってました。

 

クラス内にカップルがいることは珍しくありません。


けれど普通誰と誰が付き合っているのか、学校側が把握しているはずがありませんよね??

 

だから、学生が申告する必要がありました。学年の代表者がカップルをリストにまとめて教授に提出していました。

 

代表者はあらゆる所から、あらゆる手段を使って情報を集めていたようです。お疲れ様ですね。

 

でも代表者も把握できないぐらいコッソリ付き合っている人達もいたので、その二人が同じ班になるという珍事が起こりました(^^;

 

同じ部活の子で被らないこと

解剖班を決める前に、紙に名前と所属している部活・サークルを書いて提出します。


何故このようなことをするかというと、大会で学校を休む人を把握するためです


学校のある平日に大会が行われる部活もあります。

四人のうち二人が同じ部活で大会にいってしまうと、残り二人で実習をしなければいけません。

 

解剖は作業量が多いので、二人だけでは到底終わりません。


ですからこのような措置は、班員がいきなりがっぽり欠けてしまうのを防ぐ目的がありました。

 

嫌いな人同士を同じ班にしないこと

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自分の名前と部活・サークルを書く際に、同じ班になりたくない人の名前を書くことができました。

 

嫌いな人と同じ班になって上手く行く可能性は低いです。

 

解剖は数ヶ月にも渡ってありますから、キライな人と長期間いるのは地獄のはずです。

 

嫌いな人がいるなら、住み分けが重要です。異文化の衝突を起こしてはなりません。

 

嫌いな人は自分と文化が異なるだけなので、わざわざ関わる必要がないというのが僕の持論です。

 

僕は嫌いという感情を極力殺して、無我の境地でいます。嫌いな人と班が同じになってもOK牧場。誰と班になっても良いんですよ。

 

僕は紙に1人も名前を書きませんでしたが、中には書いた人もいるようです。

 

ちなみに医学部高学年になると病院実習も始まりますが、その際にも嫌いな人の名前を書く機会があります。

 

病院実習は一年以上ありますから、万が一嫌いな人同士で同じ班になってしまったら大変なことになりますね。

 

医者はチームワークが重要と言われていますが、嫌いな人が出来るのはどうしてもしょうがないのでしょう。。

 

 

解剖についてまだまだ書き足りませんが、今日はこの辺で失礼します☺

 

解剖の教科書、学んだこと、辛かったことや楽しかったことは後日書きたいと思いますのでその時はよろしくお願いします!

 

無我の境地とか変なこと書いたけど、僕は無宗教です。深い意味はないです(#^^#)